灰色の毎日

人生の敗残者が綴る日記。2023年から株のデイトレードを始めました。

2023年11月15日のデイトレ記録

 

本日も日経平均は大幅上昇。

 

監視銘柄のほとんどが寄り付き後、ギャップアップスタート。

こうなると逆張りデイトレーダーとしてはやりにくい。

なかなか手が出せない。

 

しかしそんな中、俺の東証プライム監視銘柄の中で唯一下落している銘柄があった。

 

それが8697JPXだ。

9時10分ごろ、3099円で100株買いエントリー。

 

これだけ地合いのいい日に何故か下げている。

特に悪いニュースが出ているわけでもないし、すぐに上がってくるだろうと思った。

 

だけど、株価はじわじわと下落していく。

 

これは・・・。

 

ついにあれを試す時がきた。

そう、両建てだ。

 

株価が3084円になったところで、空売りを100株入れる。

これにより含み損が1500円にロックされた。

 

・買い3099円100株

・売り3084円100株

・この時点での評価損益-1500円

 

問題はここからだ。

これで終わりじゃない。

この後、俺がどう立ち回るかが重要になってくる。

 

チャートの監視を続ける。

その後株価はゆっくりと下落していくが、3074円あたりまで下落したところで反発。

9時半を過ぎたころ、少しずつ上昇しだす。

 

やはり上昇か。

俺の読みは正しかったと確信。

すぐさま俺は動いた。

 

9時40分ごろ、3083円で買いを100株追加。

さらに3084円で空売り100株を売値撤退。

 

これでポジションは買い200株に。

ナンピンしたことにより買値は3091円に引き下がる。

 

よし、これでいい。

あとは3091円まで戻したところで買値撤退だ。

 

いい感じじゃないかと思った。

思わぬ下落を損切りせずに両建てを駆使して買値撤退で乗り切る。

 

本来であれば含み損1500円になったとこで損切りしていただろう。

だけど今回は1500円失わずに済んだのだ。

 

この時の俺はすでに勝利を確信していた。

3091円まで株価は戻るだろうと思い込んでいた。

 

しかし、株の世界はそんなに甘いもんじゃなかった。

 

 

その後、思惑通り株価はじわじわと3089円くらいまで上昇。

だけど10時あたりから売りの勢いが強くなる。

 

あれ・・・?

もしかしてまた下落?

 

再び株価は下落していき、慌てて俺は3076円で空売りを200株入れた。

これにより含み損は3000円で固定された。

 

・買い200株3091円

・売り200株3076円

・この時点での評価損益-3000円

 

 

まったくあきれた話だが時刻は10時半になり、株価は3050円くらいまで下落したものの、俺はまだここから上昇するんじゃないかとの期待を捨てきれなかった。

 

 

前場引けの時点で株価は3030円まで下落。

 

 

含み損が固定されているからメンタルは落ち着いていられるけど、正直こんなところまで下がるなんて思っていなかった。

 

絶対にどこかで反発するだろうと・・・。

悔しい。

 

 

後場開始後、3046円まで上げたところで買いと売りを手放した。

 

本当は前場引けのタイミングで、買いと売り同時に引成注文で解消したかったんだけど、それは反対売買になるからダメらしい。

全然知らなくて焦った。また一つ勉強になったよ。

 

 

さて、大引け後今日のトレードを振り返りつつこの記事を書いている。

 

今日の失敗を今後のトレードへと活かすために反省点を上げていこうと思う。

いったい何がいけなかった?

俺はどこで失敗したのか。

 

まずは本日のJPXのチャートを見ていこう。

 

本日の8697日本取引所グループのチャート。後場、3091円まで戻す。

 

御覧の通り、後場になり株価はじわじわと上昇。

引け間際に購入価格の3091円まで戻した。

 

ここまで戻すなら、前場の下げはいったい何だったんだよと言いたくなる。

こんなの絶対に予想できない。

 

1万円以上の含み損を抱えたまま後場まで持ち越すのが正解だった?

さすがにそれはない。ありえない。

 

後場、株価が戻ったことは置いといて、今日の俺のトレードを振り返り、何がいけなかったのか一つずつ挙げていく。まずは一つ目。

 

①最初のエントリー

そもそも、今日JPXにエントリーしたのが間違いだったんじゃないか。

どの銘柄もギャップアップスタートの中、ここは唯一下落していた。

それを見て俺は何の疑念を抱くことのないまま買いでエントリーしてしまった。

 

例えるなら道を歩いていて、100円玉が落ちているのを見かけ、

「お、ラッキー!」と拾いに走る。それくらいの軽い気持ち。

 

おかしいと少しは思うべきだった。

これだけ地合いのいい日に悪い材料が出てるわけでもないのに大幅に下げてるんだからもう少し慎重になるべきだった。売りから入るという選択肢もあったはずだ。

 

②株価が戻るという根拠のない思い込み

両建てをしたところまではいい。問題はその後だ。

 

俺は3091円まで株価は戻ってくれるだろうと思い込んでいた。

つまり、3091円まで株価が戻ること前提で動いていた。

これが間違い。

 

両建ての目的は含み損をロックし、相場を俯瞰して見て、臨機応変に立ち回ることが目的だったはず。

 

それなのに俺は、株価は上がると信じて疑わなかったから、空売りを追加したり、買いを損切りしたりできなかった。株価が下落していくのを黙ってみていた。

 

なぜ株価が上がると思い込んだのか。

それは過去に何度もこの銘柄で逆張りデイトレードをして勝っているからだと思う。

 

だから今日も反発するだろうと思い込んだ。

過去にうまくいったことがあったって、今日も同じような展開になるとは限らない。

肝に銘じるべきだ。

 

③ポジション解消のタイミング

後場になり、株価は少しずつ上昇を始める。

だが俺はまさか3091円まで戻ることはないと思い込んでポジションを決済してしまった。これは早かったのでは?

 

今日は仕事が休みで後場も最後まで見れたんだ。

寄り付き前、成り買い注文の方が多かったし、寄り付き後の買いの勢いは明らかに前場とは違った。

だからこの後おそらく上がるだろうとは思ったけど・・・。

 

それなのに13時ごろにポジション解消。

その後、上がっていく株価を見ながら悔しい思いをさせられた。

 

ここから上がると感じたのであれば空売りを利確して、もう少し様子を見てもよかったのでは?

 

 

まあ、こんなところか。

負けはしたけど、いい経験になったよ。

むしろ、負けてよかったんじゃないか。

失ったお金は両建ての勉強代だと思うことにする。

 

両建ては思っていたよりも遥かにむずかしい。

実際に試してみてわかった。だけど、必ずマスターしてみせる。

 

 

 

というわけで、本日の実現損益は-4000円

 

ルネサスに売りでエントリーしたのは間違いだったし、INPEX空売りをビビッて引っ込めたのも大失敗だった・・・。

 

 

気持ちを切り替えて、明日からまた頑張ります。