灰色の毎日

人生の敗残者が綴る日記。2023年から株のデイトレードを始めました。

ある疑い

 

 

 

自分は普通の人間ではないのではないか。

 

という疑いがずいぶん前から芽生えてきている。

 

これまで何度も記事にしてきた通り、自分が普通の人間ではなく、どうしようもないダメ人間だということは理解している。

怠け者だし、仕事はサボるし、向上心もないし、36歳にもなっていまだ実家暮らしだし……。

 

まあそれは置いといて、今回言いたいのはそういうこととはちょっと違う。

 

 

例によって派遣の仕事での話。

 

「誰にでもできる簡単な作業」なのに、俺の場合は簡単にいかない。

ほかの人と比べ作業のスピードが遅いし、同じようなミスを何度もする。作業を覚えるのにも時間がかかる。

 

最初は、

「初めて行く現場で緊張しているから、まあ仕方ない」

「慣れてないことをやるんだから、最初はミスして当たり前」

と、考えていた。

が、最近ではそんな風に楽観的に思えなくなってきている。

 

仕事でミスしたり作業が遅かったりするのは、俺の頭に何か問題(欠陥)があるのではないか?

 

軽度の知的障害か発達障害ADHD

仕事で失敗ばかりしてしまうのはそういう類の病気が原因なのではないかと真面目に疑っている。

 

で、そのことをこの前、精神科の先生に相談したんだけど、先生曰く「違うと思う」とのことだった。

何を根拠に違うと思うのか先生は話してくれなかった。でも精神科の先生が言うのだからそうなんだろう。

 

だけど、自分としてはなんだか釈然としない。

というのも、軽度の知的障害あるいは発達障害かを調べる検査をしたわけじゃないからだ。そういう検査があるのかは知らないが。

 

なんかショックだった。

俺としてはそうであってほしかった。

 

「俺が今まで仕事でミスしたり作業を覚えられなかったりしたのは、自分が軽度の知的障害だったからなのか。なんだ、それなら仕方ない」

と、こんな感じで、今まで自分がしでかしてきた失敗をすべて病気のせいにできる。そうすれば少し安心できたと思う。

 

だけど悲しいことに、俺は普通の人間だったらしい。

普通の人間なのにどうして他の人達と同じようにできないのか。

 

他の人に比べてあらゆる面で自分が劣っているように感じる。仕事に行く度に劣等感を刺激されて辛い。