灰色の毎日

人生の敗残者が綴る日記。2023年から株のデイトレードを始めました。

残業なんて無理

 

 

「今日、残業可能な方いますか?」

 

午後4時。

あと一時間働けば、今日の仕事は終わりでようやく帰宅できる。

と、思っていたら作業をしている私達の方へ社員が近づいてきて残業できるかと尋ねられた。

 

冗談じゃない。

 

「できません」

と、即答しました。

 

私を含めて、この倉庫では派遣スタッフが10名ほど働いていたのですが、結局17時で上がったのは自分とあと二人だけ。

 

みんなそんなにお金を稼ぎたいの?

このくそ暑い中よくやるよ……。

 

もちろん、私だってお金は欲しい。

そのために働いているわけですから。

でも、だからって自分の時間をこれ以上犠牲にしたくない。

 

今日行ったこの現場は、自宅から自転車~電車~徒歩で約1時間半かかる。

17時に仕事が終わったとして、自宅に戻ってこれるのが18時半ごろ。

帰宅して、うがいして手と顔を洗って着替えて晩飯を食べて、それからようやく自由に使える時間が始まる。

 

だいたい19時~23時くらいまでの4時間。

その貴重な4時間を使って、ゲームやったり、録画しておいたテレビ番組を見たり、ネットしたり、ブログ書いたり、本を読んだりするわけですが、もし今日残業していたらこの自由に使える時間がさらに短くなっていた。

 

18時まで残業していたら3時間。

もし残業が19時までだったら、一日で自分が自由に使える時間がたったの2時間しか無いことになってしまう。

 

これって恐ろしくないですか?

2時間でいったい何ができるのよ。 

 

10年間自宅に引きこもっていた身としては、4時間でも少ないと感じます。

 

私の場合、実家パラサイトで両親も健在。そこまで生活が切羽詰まってないので、こういう甘えも今のところ許されるのでしょうが、もし一人暮らしで自分が家賃を稼がなければいけない立場になったら果たして生きていけるのだろうか?

 

うーん。

無理そう(笑)。

 

 

暗澹たる気持ちになってくる。