ミニスーファミを買いました。
発売された当初から欲しいと思っていたんですが、そもそもどこも売り切れで売ってないし、値段も高いのであきらめていました。
しかし、この前アマゾンをチェックしたところ、いつの間にか価格が7800円まで下がっているじゃないですか!
勢いで買ってしまいました。
ミニスーファミに収録されているタイトルの中で、私が特にやりたかったのは
の5タイトル。
この中でFE紋章の謎だけ未プレイなのですが、私の好きなゲーム実況者がプレイしているのを見て自分でもやってみたくなりました。
このミニスーファミには私の大好きなファイナルファンタジー6も収録されていますが、FF6についてはスーファミ版、PS版、GBA版をプレイし遊びつくした感があるので今それほどやりたいとは思えません。
FFは1~9までプレイしてますが、やっぱり6が一番好きですね。
シナリオ、音楽、登場人物、どれも素晴らしい。今までにプレイしたすべてのゲームの中でも、トップ3に入れたいくらい好きです。
さて、ミニスーファミで遊んでいると昔のことを思い出します。
子供の頃、私にはK君という友達がいました。
お互いの家を行き来してよく遊んでいたのですが、その時によく二人で遊んでいたのがマリオカートやストⅡ、ボンバーマンといった対戦ゲームです。
ゲーム自体は楽しかったのですが、私自身はあまり楽しくありませんでした。
何故かというと、K君は非常に負けず嫌いで、私にゲームで負けると不機嫌になるからです。
私は頭も悪く運動も苦手だったのですが、ゲームだけは得意だったんですよ。
難しいステージを誰よりも早くクリアして仲間内で尊敬されたりしておりました。
対照的にK君は、私よりも頭がよく運動神経も高いのですが、ゲームはあまり得意でなかったようで、私とK君の対戦になるとだいたい私が勝つことが多かったです。
私の勝利が続くとK君は露骨にイライラし始め、声を荒げたり私の操作法に因縁をつけたりスーファミ本体を蹴飛ばしたりするのですが、これが本当に嫌で怖かった。
なので私はK君をイライラさせないために、わざと負けるようになりました。
手を抜いたことがばれないよう、上手に接戦を演じつつ負ける技術を身につけていったのです。
わざと負けてあげたとは知る由もなく、勝利に喜ぶK君。
そんなK君を私は冷めた目で眺めておりました。
とにかく私は彼に嫌われたくなかったんですよ。
「もうお前とは遊んでやらない」なんて言われるのを恐れていました。
思えばこの頃から私は、人に嫌われることを異様に恐れていたのです。
自分の存在が、この場にいる他の誰かを不快な気分にさせているのではないか?
どこに行って何をしていても、頭の隅っこの方にそんな思いがあります。
そのせいで楽しめない。楽しくない。
だから、
「だったらどこにも行かず、誰とも関わらず家にこもっていればいいじゃん」
って、そういう思考になってしまうんですよね……。